Wordの「差し込み印刷」機能を使う!


 Excelで作った名簿を活用し、氏名当をWordの文書に差し込んで使うととても便利です。
 個別のデータを差し込んだメールを送る事もできます。


(Word2000より新しいバージョンの場合)

  こちらをご覧下さい。


(Word2000以前の場合)
 例として、検定試験の受験者名簿を作り、試験後に発送する成績通知文書を作ります。

 @まず元となる名簿をExcelで作成し、任意の場所に保存します。
受験者名簿.xls
 ※この時、「受験番号」等の項目は必ず1列目に入力することと、入力しているシート(つまり「Sheet1」)が一番左にあることに注意しなければいけません。

 A次にWordで差し込み先となる文書を開いて(または新規作成して)、
成績通知.doc

  「ツール」→「差込印刷ヘルパー」で、
「ツール」→「差し込み印刷ヘルパー」

 B「1 メイン文書」の「作成」で「定型書簡」を選び、
「定型書簡」を選ぶ

 C「作業中のウインドウ」を選ぶ。
「作業中のウィンドウ

 D「2 データファイルの指定」で「データファイルを開く」にして、
「データファイルを開く」をクリック

 E点線の部分で「Excelワークシート」を先に選んでから、@で作った「受験者名簿.xls」を選びます。
「受験者名簿.xls」を選ぶ

 F「ワークシート全体」を選んで「OK」をクリックします。
ワークシート全体

 G「メイン文書の編集」を押して、
メイン文書の編集

 Hまず、赤丸の部分に「氏名」を差し込みます。
差し込む場所を指定

  「様」の1文字前の部分をクリックし、下図のように赤丸の「差し込みフィールドの挿入」から「氏名」の項目を選びます。
「差し込みフィールドの挿入」

「氏名」を選ぶ
 
下図のように「氏名」の項目が様の前に差し込まれました。
(スペース等で位置を調整しましょう)
「氏名」が差し込まれた
 
 I同様に「受験番号」、「問1」、「問2」等の項目を差し込みたい部分をクリックした後にそれぞれ選んで、配置します。
フィールドを挿入

 J配置が終わったら、「差し込み」ボタンボタンをクリックして、実際の表示を確認します。
差し込んだ結果

 K印刷をするために、もう一度「ツール」の「差し込み印刷ヘルパー」を選んで、「3 差し込み」を押します。
差し込み印刷ヘルパー画面

 L下のようなウィンドウが出るので、まず、「差し込み先」を「プリンタ」にします。
  そして、「最初のレコード」と「最後のレコード」のところに「1」と入力して、まず最初の1人分だけ印刷してみます。
印刷のための設定

 M次に、プリンタの設定画面になり、一応、「プロパティ」で用紙を確認し、OKを押します。
印刷画面
 ※文書が複数ページあり、全部のページが必要ないときは、「ぺージ指定」をしてから、OKを押します。

 N印刷してみて大丈夫だったら、Lに戻って「最初のレコード」に「2」と入力し、「最後のレコード」に人数分の数字を入力して、残りの分を差し込み印刷します。


 ※印刷ではなく、データを差し込んだ状態の新規文書にすることもできます。
 その場合は、Lで「差し込み先」で「新規文書」を選びます。



 ※またデータを差し込んだ状態でのメール送信も可能です。
 その場合は、元となるエクセルデータ内に、あらかじめメールアドレスの欄を作成し、
 メールアドレスを入力しておく必要があります。
 やり方は、Lで「差し込み先」を「電子メール」を選び、横の「設定」ボタンをクリックし、
 「メール/ファックスの宛先データフィールド」でメールアドレスの入っている列の項目を選択します。
 次に、「メールの件名」欄に件名を入力します。
 「添付文書として送る」にチェックを入れた方がレイアウトが壊れず良いようです。
 ただ、一件ごとに確認メッセージが表示されてしまうのが、少し面倒くさいです。



戻る

パソコン大活躍



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送